洗剤だけでは物足りない場合
消毒すればもっと安全
熱湯消毒をする際は、まずは綺麗に洗剤で調理器具を洗ってください。
それからお湯を鍋に入れて、80度以上になるまで沸かしましょう。
お湯が沸いたら調理器具を鍋の中に入れて、最低でも5分間は加熱を続けます。
消毒した後は調理器具を乾燥させて、熱湯消毒の終了です。
お湯だけで本当にバイ菌を除去することができるのかと、不安を抱いている人が多いでしょう。
しかし熱湯消毒は、まだ消毒液がなかった時代に主流だった方法です。
赤ちゃんが使う哺乳瓶も熱湯消毒で除菌していたので、その効果は信頼性があります。
ですから、よりキッチンを清潔にしたい時は熱湯消毒をしましょう。
ただ毎日熱湯で消毒をする必要はなく、1週間に1回程度で十分です。
気を付けながら作業しよう
サイズが大きい調理器具は、鍋に入りきらないかもしれませんね。
しか調理器具の全体がお湯に浸かっていないと、熱湯消毒の効果を発揮できません。
その場合は80度以上に沸かしたお湯を、調理器具に10秒以上かけ続けるのが良い方法です。
これだけでも、調理器具に付着したバイ菌をしっかりと除去することができます。
ただ80度以上というのは、かなりの高温です。
注意しないとヤケドをしてしまうので、お湯が肌に掛からないように意識してください。
また熱湯消毒が終わった後も、調理器具はまだ熱を持っている可能性があります。
ですから不用意に触らないで、乾かしながら十分に冷ましましょう。
それから調理器具を、いつもの場所にしまってください。