長持ちする調理器具のメンテナンス法

使い終わったらすぐに洗う

衛生状態が良くなるように

調理器具は、洗剤で洗うことが基本です。 この時は普通の中性洗剤で構いませんが、油汚れがひどい場合は、より強力な洗剤を使っても構いません。 また柔らかいスポンジで丁寧に洗うことで、調理器具を傷つけずに済みます。 ですから、ゴシゴシと力を入れることは控えましょう。

洗剤だけでは物足りない場合

洗っただけで、本当に調理器具が綺麗になったのか不安を抱いている人が見られます。 その場合は、熱湯消毒をしてください。 方法は簡単で、名前の通り調理器具に熱湯をかけて消毒するだけです。 ただお湯は高温なので、ヤケドをしないように気を付けながら作業しましょう。

本格的な消毒ができるように

調理器具の汚れやバイ菌が気になった時のために、消毒液を購入しておくのがおすすめです。 自宅にストックしておけば、いつでも使うことができます。 ただ既定の量が決まっているので、それを確認してください。 既定の量以上に使うと、調理器具を傷つけてしまいます。

基本の汚れの落とし方

料理をする際は包丁やフライパン、鍋、ザルなどの調理器具を使います。
そのどれもが、使い終わったら洗わなければいけません。
少ししか使っていない場合でも、きちんと洗剤を付けて洗ってください。
そうすることで、バイ菌を除去することができます。
ただしこの時に、金属製のタワシを使ってはいけません。
金属製のタワシだと、調理器具を傷をつけて、その中にバイ菌が入り込む可能性があります。
特に古くなっている調理器具は傷つきやすいので、余計な力を入れずに、優しく洗いましょう。

洗った後に、熱湯消毒をするのが良い方法です。
高温のお湯に浸けることでバイ菌が死滅し、調理器具の綺麗な状態を維持できます。
洗剤で洗っただけでは不安という時に、この方法を試しましょう。
しかしこの時は、お湯がかなりの高温になるので、ヤケドをしないように気を付けてください。

さらに消毒液を使って、本格的なケアをするのも良い方法です。
この手入れは毎日しなくても良いですが、1週間に1回ぐらいの頻度で熱湯消毒や消毒液を使うと、衛生状態が良好になります。
ただ使用する量が多いと調理器具の寿命を縮める原因になるので、使いすぎないように意識してください。
1回に使用する量は、消毒液のパッケージに記載されています。
必ず、それを守りながら使いましょう。
規定以上に消毒液を使っても、バイ菌が全滅するわけではありません。
むしろ無駄に消毒液を使ってしまうので、もったいないと言えます。